今回は5月末より、huluで独占配信されている、韓国のバイオレンス学園ドラマ『弱いヒーロー』を紹介します。
ストーリー紹介(ネタバレなし)
このドラマは、主に3人の高校生男子を中心にして話が展開します。主役は孤高の優等生、ヨン・シウン(パク・ジフン)、そして運動神経バツグンのアン・スホ(チェ・ヒョヌク)、転校生としてやってきたオ·ボムソク(ホン・ギョン)。
最初はクラスの中のイジメを発端とした喧嘩から始まるのですが、暴力の連鎖でどんどん事が大きくなっていき、チンピラみたいなのとか、政治家とか様々な人間が絡んできて、暴力もエスカレートしていきます。思春期男子特有の、エネルギーが溢れすぎて、自分で自分がコントロールできない感覚がよく描かれています。
韓国モノのバイオレンスは、例えば、アカデミー賞を受賞した、『パラサイト 半地下の家族』に見られるような、ちょっと日本人ではできないような狂気がありますよね。そこまでやっちゃうか、的な感じ。この、『弱いヒーロー』もそんな危なっかしい狂気のテイストがあります。子供の喧嘩から、ここまで広げちゃうの? みたいなドラマです。
チェ・ヒョヌクがかっこいい
主役のパク・ジフンは、韓国のアイドルグループ、Wanna Oneの元メンバー。アイドルらしいとてもかわいらしい顔立ちをしてます。ドラマの中では、小柄に見えるけど、彼も173cmあるみたい。やっぱり韓国の俳優はみんな大きいですね😁
そして、もう一人の主要キャストの、チェ・ヒョヌクがかっこよくてとてもいいです!彼は、傑作青春ドラマ、『二十五、二十一』でも高校生として出演していました。性格はさっぱりしていて、朴訥でとてもいいヤツ。『二十五、二十一』でも、この『弱いヒーロー』でもキャラ的にはとても似ているのですが、このドラマでは彼の無表情な演技がとってもいいです。
それから(私個人の)注目キャストとして、毎回ではないですがチョ・ハンチョルも出てきます。彼は、痛快マフィアドラマ、『ヴィンチェンツォ』で、悪徳弁護士(男のほう)をやっていた人です。彼は役によって本当に雰囲気が変わる、うまい俳優さんだと思います!
↓メイキング動画。劇中ではみんな怖いけど、普段はみんなすごくカワイイ!
原作のコミックはどこで読める?
このドラマの原作は韓国の漫画です。
↓こちらで日本語でも読めるようです。
まとめ:暴力シーンはかなり多い
このドラマ、かなり暴力シーンが多いです。イジメ、チンピラとの喧嘩、親からの暴力などなど。しかも、正義が悪を懲らしめる痛快な暴力というわけでもありません。どちらかというと陰湿な感じですね。それでも、先のストーリーが気になってどんどん見てしまいます。学園モノのドラマなのに、女子生徒がほとんど出てこなくて、恋愛の要素がまったくないのも異色ですね。
それから、このドラマは8話までで、1話が40分程度。イントロとアウトロを除けば30分少々で1話見れるので、一気にサクッと見てしまえる長さになっています。
ドラマ『弱いヒーロー』は、huluで独占配信されています。アメリカや台湾でもすでに放送され、高い評価を受けているそうです。みなさんも是非見てみてください!
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